More Illusion And Visual Oddities
2005.10.7更新
輸入元 日本遊戯玩具株式会社の、錯覚を集めた絵柄をしたトランプの紹介です。
みなとみらい21で「世界のトランプ展」だかを催していたときに購入しました。ベルギー製です。
ものがものだけに、ある意味で紹介の仕様がありません。ここでは写真中心で済ませたいと思います。
カードコレクターの方はたくさんいますので、興味がわいた人は検索してみてください。
外箱の様子です。至ってシンプルですね。
箱だけで売っていたんじゃ、間違いなく買わなかったでしょう。
私がたまたま通りがかったそのトランプ展では、パネルの中にカードが見本として出ていました。
つまり衝動買いです。いい出会いだったかもしれません。
左の写真は、箱の中身です。
カードとほかに、錯覚やだまし絵についての解説書が入っています。
読んでみて初めて「ああなるほどそういうことか」というものも数多くあります。
コラム的な要素も大きい解説書ですので、読んでいて面白いです。
カードの裏面です。この面も錯覚になっているようです。
線が書いてあるだけなのに、白い円が浮かんで見える様子です。
ところで、カードとしての使い心地は、なかなかのものだと思います。
よくある紙のおもちゃトランプとは違って、クオリティの高さは普通の(真面目な)外国製トランプと比べても遜色ありません。
プラスチック製ではないため、プラスチックトランプで慣れている人は、始めは戸惑うかもしれません。
しかし逆にこちらのほうが質感や滑りやすさなどは上だと思います。
とても滑りやすく、切りやすい(混ぜやすい)です。
左の写真は、全部のカードを広げたところです。
小さくてワケわかりませんね…。
カードのだまし絵は、数字ごとに種類が分かれています。
例えば、クイーン(Q:12)のカードは、『形のゆがみ』シリーズを見せる絵柄になっていて、スペード、ハート、ダイヤ、クラブの4枚構成です。
もちろん4枚はそれぞれ別の『形のゆがみ』のだまし絵が書かれています。A〜Kの合計13シリーズ×4種類=52枚です。
なお、ジョーカーは3枚です。日本ではジョーカー3枚というはあまり見ませんが、私だけでしょうか。
考えてみれば何枚でもいいわけですが。
ジョーカーの絵柄は、まあジョーカーらしい、他とは仲間外れ的扱いといえますね。
例として一枚紹介します。
これは
Qの「形のゆがみ」です。
最も分かりやすい錯覚の例だと思います。平行線が平行に見えない錯覚を示しています。
こんな感じです。いかがだったでしょうか。何もわざわざトランプにしなくてもいいのでは?と思いますが、そこはご愛嬌。
カードは、その絵柄の自由度や枚数の規定があるためか、この絵柄にユーモアを載せたものが数多く存在します。
私が見かけたトランプ展では、色えんぴつ調の木の図鑑や、帆船など、使うより飾っておきたいようなものがありました。
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