WENGER Burner Flame Lighter WL-2000
2005.10.11更新
 ウェンガー(Wenger)バーナーフレームライター(Burner Flame Lighter)WL-2000の紹介です。 このライターは、ウェンガーのナイフを踏襲したデザインをしています。
バーナーフレームライターの火
 カチッという音と同時に、ドゴォと青い火柱が立ちます。少しくらい風があってもまったく問題ありません。 ビル風が強い場所でも、歩きながらでも、手を添えることなく着火可能です。自転車に乗りながらでもOKです!

 あるいは周りが、100円ライターで悪戦苦闘しているところを余裕顔で「ドゴォ」。 気分は悪くありませんね。

ウェンガー ライター WL-2000
<テクニカル・データ>
ウェンガー バーナーフレームライター WL-2000
通常時の全長 86.2mm
着火アクション時の全長 97.3mm
ハンドル部の厚さ 15.8mm
突起部を含む厚さ 16.5mm
着火レバーの厚さ 3.4mm
着火レバーを除く本体の厚さ19.9mm
(すべて実測値です)

 このライターは、ちょっと人に貸しても使い方が分からないようです。 WL-2000はロータリーアクションといって、閉じた状態から、ロゴの左下にある凸部に親指を当て、 ロゴを中心に凸部を右に回転させると点火可能な状態になります。 その状態から、さらに下に(あるいは右回りともいえます)回せば、着火となるわけです。 一見面倒ですが、慣れてくると閉じた状態から一連の動作で着火できるので、問題ないと思います。 また、ポケットに入れておいても簡単には着火しない安心感があります。
このロータリーアクションは、サムホールで折りたたみナイフを開くときのアクションを取り入れたものと思われます。 ただし左利きの人には構造的な宿命として、使いにくさが残るでしょう。

塗装がはがれてしまった!

ウェンガー WL-2000のガス注入口
 こんなデザインのせいか、「ナイフは出ないの?」とよく言われます。 ナイフはついていません。あくまでデザインモチーフです。 だいたい、ライターとナイフを一緒に持ちたいなんて人、そうそういないでしょうから、 ウェンガーの製品化は合っているといえます。ナイフを付けてしまったら買う人が減りそうですよね。
 左の写真はガス注入口です。防水構造はないので、ここを水に濡らすとアウト(使えなくなる)そうです。 気をつけましょう。

 写真のモデルのカラーは「ソルジャークローム」。とてもそうは見えません。どう見てもシルバーです。 見ての通り、塗装が剥れてしまったわけです。ガス注入口付近の色が濃い部分が後残りです。 通常使用にて数ヶ月でこうなってしまいました。これは改良してほしい点です。 まぁ、とってもきれいに剥れてくれたので、「これはこれでよし」と妥協していますが。
ウェンガー WL-2000のキーリング
 左の写真の通り、キーリングがついています。 ここも実際のウェンガーナイフとデザインが同じです。 場合によってはストラップや皮紐などをつけてもよいかもしれません。 なお、このキーリングは非常に小さいので、指だけで外すのはほとんど不可能です。特殊はペンチでも使えば別ですが。邪魔にはならないので放っておいてます。

ウェンガー WL-2000の背面
背面はシンプルです。
ブロック状にカットが入っているのですべりにくいように見えますが、 触り心地を重視しているのか角が丸く処理されていて、けっこう滑ります。
 また、右の写真のように表・裏ともにプレートがネジで固定されていますが、 使っているうちにネジが緩んでくることがあります。 自分で締め直せばよいだけの話ですが、ガス製品だけに気になるところです。

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